Pioneer Super Qualifier(2024/05/04)

 2日前にこのイベントが開催されることを知って参加することに。パイオニアをプレイするのは3年ぶりぐらいだが、その頃から未だに存在するアーキタイプもそれなりにあるので、案外復帰しやすいフォーマットな可能性もある。

 

使用したのはアブザンアマリアコンボ。選択理由は面白そうだったから(小並感)

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■結果

R1:青白コントロール 〇×〇

R2:黒単ミッドレンジ 〇××

R3:グルール果敢 〇〇

R4:アブザンアマリアコンボ 〇〇

R5:黒単ディスカード 〇××

R6:白日ニヴ 〇〇

R7:アブザンアマリアコンボ 〇〇

R8:アブザンアマリアコンボ 〇××

R9:黒単ディスカード ××

 

 途中で2敗したけど、プライズ目当てで続けて5-4で75位フィニッシュ。64位以内ならPPが丸ごと帰ってきたので悔しい。

 黒単系のデッキに3戦全敗。感覚的には、20/20のアマリアの除去とライブラリートップに乗せた《霊気貯蔵器》を《廃墟の地》で対処できない内にコンボを決めるか、コンボパーツを場に並べ手札が空になった後にトップデッキしないと勝てなさそう。除去やハンデスでダラダラとしたゲームになると《ロークスワイン城》がある分相手が有利になるので、悠長なゲームはできない。全体的にパワーの低いクリーチャーばかりなので、多少工夫しても素早く勝つのは難しそう。

 

 久しぶりに競技イベントに参加したけど、やっぱり緊張感があって楽しい。MO上のQualifierは余裕があれば、また参加したい。生活リズムが崩れるけど。

Ad Nauseam Tendrils(2024/05/04)

 ここ最近は半年ぶりぐらい(?)にMOを起動して、ANTを回してた。最初はリーグも2-3続きで全然勝てなかったけど、徐々に勝てるようになって、4/28のLegacy Challengeは6位でフィニッシュしてチェストも貰えたし、最終的にはチケットが微増した。

 

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構成

 メインとサイドを少し変更して現在は上記の構成。コンセプトは《不毛の大地/Wasteland》+《目くらまし/Daze》パッケージに耐性を上げたANT。このパッケージを有するアーキタイプとして、青黒リアニメイト、デルバー、スゥルタイ(or4C)豆の木が該当し、これらが現在のMO上ではメタゲームのトップ3。

 《虹色の眺望/Prismatic Vista》4枚の採用とそれに伴い基本土地の4枚目の追加、デュアルランドを最低限のものに絞り込むことで、《不毛の大地》を上手く働かないようにし、《目くらまし》で支払うマナの余裕を持たせた。

 また、《鏡に願いを/Beseech the Mirror》を不採用にした。「協約」コストのためにアーティファクトやエンチャントをある程度確保しなければならず、サイドボード後は墓地対策により、「協約」コストを支払い《ガイアの意志/Gaea's Will》を唱える動きに関わるカードが全て機能しなくなる可能性があると考えると、個人的に使い難さの方が感じられた。

 《鏡に願いを》に関するカードの代わりに入ったのは主に《定業/Preordain》。基本土地を伸ばすゲームプラン的にはこれが合ってると思う。

 また、《願い爪のタリスマン/Wishclaw Talisman》が、《ライオンの瞳のダイアモンド/Lion's Eye Diamond》と併用しようとすると、どちらかが《力線の束縛/Leyline Binding》で除去されてしまうのが気に入らず、《闇の誓願/Dark Petition》を採用した。ただし、《闇の誓願》も《忍耐/Endurance》や《魂標ランタン/Soul-Guide Lantern》のような墓地を空にするタイプの墓地対策で「魔巧」を達成しなくなるリスクもあるため、一長一短。

 

マッチアップ所感

・青黒リアニメイト

 《偉大なる統一者、アトラクサ/Atraxa, Grand Unifier》が出てくるかで勝率が大きく変わる。《再活性/Reanimate》をプレイされると、相手のライフも減るため通常よりも少ないストーム数の《苦悶の触手/Tendrils of Agony》で十分になり、《悲嘆/Grief》でハンデスされても案外なんとかなる(なんとかならないこともある)。ただし、アトラクサの場合はライフリンクなため、そうはいかない。こちらが妨害したいのはアトラクサのリアニメイトぐらいなので、墓地対策を入れるかは悩ましいところ。

 

・UBRデルバー、URGデルバー

 昔から存在するデッキなので、今更言うこともない。サイドボード後の敗因となるのは《相殺/Counterbalance》であるため、対策カードは必須。URGデルバーは《相殺》が2枚、UBRデルバーは1枚がデフォルトなため、自分は+1枚多めに対策カードをURGデルバー相手は3枚、UBRデルバー相手は2枚サイドインすることにしている。

 

・スゥルタイ豆の木、4C豆の木

 《ギルドパクトの力線/Leyline of the Guildpact》と《ドラコの末裔/Scion of Draco》を採用した5C型も存在するが、割愛。

 スゥルタイ型の場合は《もみ消し/Stifle》を警戒し、4C型の場合は《力線の束縛》が大体サイドボード後も抜け切れてないため、《花の絨毯/Carpet of Flowers》のような置物は入れない方が良さそう。

 また、どちらも《夏の帳/Veil of Summer》が1,2枚はサイドボードに入っているため、《精霊の噴火/Elemental Eruption》をサイドインして《苦悶の触手》以外の勝ち筋も用意する。時と場合に合わせて、ドラゴン並べて全体除去が飛んでこないことを祈る。

 

終わりに

 当たり前ではあるけど、MOは紙よりゲームの試行回数が全然違うし、リプレイをすぐに見返せていいですね。